必要なこと
2005/03/10
観光地が被災後、一段落した時、
必要なことは なんでしょう?
その観光地へ 遊びに行くことです。
2004年に新潟地震が発生して
新潟への旅行者が 激減しました。
そして、地震後、新潟の旅行関係者が
新潟をアピールしようと、
東京や大阪 名古屋の都市へ 行きました。
「遊びにきてくれる事が
復興へ向かう一番の力。」
と、訴えました。
それを、聞き
「被災した場所へは 行けない。何を、
また、地震が発生するかわからないのに
ビクビクしながら 楽しまないといけないの。
それなら、他の観光地へ行きます。」
「被災した人がいるのに、それを知りながら
平気な顔で、観光は できません。」
そう、思ったはずです。
それが、一般の常識です。
そして、それが、間違った常識だと
最近、やっと はっきりと 感じてます。
韓国からプーケットに団体旅行のツアーが
再開されました。同時期に、
日本は、災害支援隊を再派遣しました。
災害支援隊は、現在のプーケットには
必要ありません。
本当に… 大きな迷惑なのです。
観光地に必要なのは、
新潟の出来事同様、観光客として
遊びに行くことです。
SARS後、日本以外の各国が
観光客として、戻ってきました。
慎重な日本だけは、戻ってきたとは
言い難い出足でした。
韓国や中国から100人単位で
遊びにこられても、
ヨーロッパからのお客が
レストランを常にいっぱいにしても
日本人は、探すのが 難しい状態です。
もちろん、SARSとは違います。でも、
被災地の復興のため何ができるか?
お金を他人(国やNGO)に渡して
「よろしく。」と、他人任せは、現実に、
あなたの心は 誰にも 届きません。
国やNGOに、お金を渡したところで
そのお金がどう使われているのか
わかっていますか?
それより、馬鹿と思われても、
被災地に必要な物資を持って
その場所へ直接、あなたが出かけることが
一番の方法です。
探せば、物資を必要とする人が
どこかにいるはず。そして、それが役立つ。
そして、それとは違う観光の場所では
めいっぱい遊ぶ。
それが、復興への近道です。
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当時の
切実な感情 そのままに
記録 記憶 として 残して います 。
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